Ryu Matsuyama という、美しすぎる旋律に心震えるピアノ・スリーピース・バンド

Ryu Matsuyama

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Ryu Matsuyama » ABOUT より

Ryu(ピアノ・ボーカル)
Tsuru(ベース)
Jackson(ドラム)

イタリアで生まれ育ち、20歳まで過ごしたフロントマンRyuを中心に、2012年に活動をスタートさせたピアノ・スリーピース・バンド。

ひと昔前に比べ、たとえば You Tube であったりストリーミングサービスなどを通して気軽に音楽と接することができる近ごろでは、明確に邦楽、洋楽と区別する必要のない音楽が増えています。

同様に音楽ジャンルは細分化され、それらのジャンルのいくつにも当てはまる、さらにはそんな垣根すら取っ払ったサウンドを聴かせてくれるバンドやミュージシャンも数々出現しています。

Ryu Matsuyama は、そんな詩情あふれるピアノの旋律とともに、目の前に爽やかで壮大な音の風景が広がる、高品質なジャンレス・ポップ・ミュージック・バンドと言えるのでは。

ディスコグラフィー

これまでにミニアルバムを3作品リリースしています。

2014年3月29日 1stミニアルバム「Thinking Better」

Welcome back Home

1.Down
2.Thinking Better
3.Easy
4.This Winter
5.It’s not our end
6.Welcome Back Home

自主制作され、ライブ会場、iTunesなどで販売された6曲入りミニアルバム。

2015年11月18日 2ndミニアルバム「Grow from the ground」

Grow from the ground

1. In a Sunny Place 
2. Paper planes 
3. In this Night 
4. Taiyo 
5. Run boy, run 
6. Child 

今作は、タイトルの如く、雲ひとつない青空の中を颯爽と翔けるような、その透き通るような歌声が印象的なM2「Paper Planes」。美麗な鍵盤の単音から展開するにつれて、その卓越したバンドアンサンブルで彼らの音世界に徐々に、そして後戻り出来ない程に引き込まれてしまう圧倒的な楽曲の力を宿したM4「Taiyo」など、世界基準といっても過言では無い才能が詰め込まれた全6 曲が収録。

イタリア生まれイタリア育ちのRyu 率いるRyu Matsuyama 初の全国流通盤となるミニアルバムをリリース!! - TOWER RECORDS ONLINE より

 2017年5月17日 3rdミニアルバム「Leave, slowly」

Leave, slowly

1. And seek for water
2. To a Sunny Place
3. Do it Again
4. The Way to Home
5. In this Woods
6. Domus
7. Crazy
8. In the beginning

インディーR&Bやポストロックなど多様なジャンルを昇華した壮大なサウンドスケープをよりダイナミックに解放し、人生を旅になぞらえ自問自答を繰り返した果ての答えを提示する全編英語のリリックを豊潤かつヒューマニスティックな感触に富んだメロディーに乗せている。

バンド・Ryu Matsuyamaに取材。そのルーツにある「痛み」の正体 - インタビュー : CINRA.NET より

ミュージックビデオもまた、どこか抽象的で美しい

映像作家 / 撮影監督 / 写真家 / アーティストの肩書きを持つ KYOTARO HAYASHI(林響太朗)が手がけるMVの映像は、彼らのサウンドと相性抜群です。

「Thinking Better」より "Thinking Better"

今作品は、女性が手に持つ、薄くきらきらそよぐテキスタイルや、逆光にきらめく風景の中を飛ぶしゃぼん玉が美しく儚いイメージを醸し出しています。

「Grow from the ground」より"Taiyo"

木漏れ日の森を彷徨うように歩く姿から、遮るもののない緑の丘へ移り、走り、そして立ち止まる女性の静から動への変化は、まるで光と影を象徴しているようにも思えます。

「Leave, slowly」より"And seek for water"〜"To a Sunny Place"

夜明け前の淡い陽光を彷彿とさせる場所で演奏する3人の姿は、どこか幻想的でもあります。やがて夜が明け、陽の当たる場所へ・・・みたいな。

彼らから連想するアーティスト

ただただ美しい音の広がり、みたいなところから連想するのは、ジャスティン・バーノン (Justin Vernon)を中心としたバンド、ボン・イヴェール (Bon Iver)や、アイスランドのバンド、シガー・ロス (Sigur Rós)などでしょうか。

BON IVER

Holocene

Sigur Rós

Hoppípolla (Planet Earth II Mix)

さいごに

最新作のテーマは『旅』とのこと。

彼らのサウンドや歌詞に触れ、実際に旅に出るのも良し、脳内旅行するのも良しです。