The Get Up kids のフロントマン Matt Pryor というミュージシャン

Matt Pryor(マット・プライアー)

1978年4月28日生まれ、アメリカ、カンザス州ローレンス出身のシンガー・ソングライター。

90年代のエモ・シーンを代表するバンドのひとつ、「The Get Up kids」のフロントマンであり、ソロ・プロジェクト「The New Amsterdams」やソロ名義「Matt Pryor」としても良質な作品をリリースし続けています。

The Get Up kids

当時、高校生だった Matt Pryor が、1995年に仲間と結成した5人組バンド。

Matt Pryor(マット・プリオール)lead vocals, rhythm guitar
Jim Suptic(ジム・サプティック)lead guitar, backing vocals
Rob Pope(ロブ・ポープ)bass guitar, backing vocals
Ryan Pope(ライアン・ポープ)drums, percussion
James Dewees(ジェイムス・ドゥウィーズ)keyboards, vocals

Four Minute Mile(1997)

1997年、わずか2日半でレコーディングしたという彼らの初期衝動がうかがえる作品。若さや粗削りさが前面に押し出され、アルバムジャケットさながらの疾走感あふれるサウンドが魅力サウンドが特徴のアルバムです。

フォー・ミニット・マイル

SOMETHING TO WRITE HOME ABOUT(1999)

BRAID、GRADE、COALESCE、MINERAL、NO KNIFE、JIMMY EAT WORLD、などの同ジャンルのバンドとツアーを行い、実力をつけてきた1999年にリリースされた2ndアルバム。

アルバム全体のまとまりのよさなどから、彼らのベストに推すファンも多い作品です。

Something to Write Home About

The Get Up Kids - Action & Action

On a Wire(2002)

REM などの作品に携わってきた Scott Litt(スコット・リット)をプロデューサーに迎え、勢いや疾走感が抑えられ、メロディや歌唱重視にシフトした感のある3rdアルバム。

繊細な表現やポップなアレンジからは、彼らの成長や進化が感じられますが、2作目までのファンからは賛否両論あった作品です。

On a Wire

 Guilt Show(2004)

プロデューサーが、ふたたび初期の作品を手掛けた Ed Rose(エド・ローズ)に変わったため、前作同様のメロディと1stを連想させる疾走感を持ち合わせる、集大成的なサウンドが特徴。

Guilt Show

Live @ The Granada Theater(2005)

2005年1月には地元で結成10周年ライブの模様を収めたベスト盤的意味もあるライブアルバムをリリースしますが、同年7月に行なわれるライヴを最後に一度解散します。

Live @ The Granada Theater

There Are Rules(2011)

2010年、突如、自主制作EP「Simple Science」をリリースし復活。

翌年、自主レーベルより7年ぶりのオリジナル・アルバムを発表しました。

There Are Rules

The New Amsterdams

バンドの傍ら始めていたアコースティック・ソロ・プロジェクト。

2000年の「Never You Mind」から、これまで7枚のアルバムをリリース。

彼の心象風景がサウンドになっているような、また、カントリーやフォークなど、音楽のバックグラウンドも垣間見える、穏やかな曲調が多いのが特徴。

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Matt Pryor

2008年に The New Amsterdams を休止。時を同じくして初のソロ名義作「Confidence Man」を発表。

2017年にリリースされたアルバム「Memento Mori」まで、ライブ盤を含め6作品を発表しています。

Memento Mori

ソロ名義ということで、当然といえば当然なのですが、The New Amsterdams をさらにパーソナルにした作品が多く、中には下のミュージックビデオの楽曲『Kinda Go to Pieces』のように The Get Up kids な曲調のものもあり、その時にやりたい音楽を楽しみながらやる、という意志を感じます。

Matt Pryor and James Dewees

2013年には、The Get Up kids のキーボード James Dewees との名義で3曲入りEPをリリース。

Matt Pryor and James Dewees

鍵盤が前面に押し出されスリリングな展開というか、2010年代のエモという感じでカッコイイ曲だと思います。

Matt Pryor "I Can Be So Cold"

さいごに

こちらに載せた2本のミュージックビデオ『Action & Action』と『Kinda Go to Pieces』を見比べてみると、いいお父さんになった感のある Matt Pryor。

これからも Matt Pryor 節の音楽を聴きつづけたいものです。