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竹原ピストルという、人生の応援歌をうたい続けてくれるミュージシャン

ニューアルバム「PEACE OUT」

PEACE OUT (初回限定盤CD+DVD)

本人も自信作という一枚がリリースされます。

 今までで一番の自信作だと思っています。

竹原ピストルって歌うたいがいるらしい。と、うっすら気にして下さっている皆さんには、まずこのアルバムを聴いて欲しい!!とお勧めできる一枚だし、過去の作品から聴いて下さっている皆さんには、集大成をお聴かせします!!とお勧めできる一枚です。

これがぼくの歌であり、ぼくの音源だ。と、しっかり思えている一枚です。

竹原ピストルのブログ 流れ弾通信より引用しました

40歳を迎える直前に、自分に対して、若くあろうとするなよ、若くあろうとするから老けこんでいくんだよ。というような物思いをしたときに書いた歌。とは本人談。

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 竹原ピストル とは

それじゃただの大人だろ

歌手、ミュージシャン、俳優。

1999年、大学在学中に出会った濱埜宏哉と、フォークバンド「野狐禅」を結成。

2003年、際立った音楽性が高く評価され、上京しメジャーデビュー。

2009年、「野狐禅」を解散し、ソロでの活動を開始。

2014年、デビュー時のマネージメントオフィスであるオフィスオーガスタに再び所属。

すこし気になる「竹原ピストル」の名前の由来は、高校時代の親友が、将来、歌うたいになりたいと打ち明けたときに、俺が芸名考えてやると付けてくれた名前で、深い意味はないそうです。

現実を直視した上での人生の応援歌

竹原ピストルの歌詞は、人生での失敗や挫折が多い人ほど刺さるような気がします。

なので、順風満帆な人生を歩む人にはもしかしたら響かないかもしれません。

たとえば、野狐禅時代から歌い続けられている楽曲「オールドルーキー」の歌詞も

過去の栄光に満足して、チャレンジしなくなったらその先には進めないよ、と彼は自身を鼓舞するために歌い、聴く者は背中をそっと押されているような感覚に。

野狐禅(やこぜん)で約10年の活動

1999年より2009年まで活動。

野狐禅とは、そもそも禅宗用語で、「悟ってもいないのに、あたかも悟ったような言い方をすること」という意味。

この言葉を大槻ケンヂの本のあとがきから引用して名付けられました。

自虐的な意味合いもあるのでしょうか。

野狐禅は、大学卒業後、人生に目標を見出すことができず、それに焦りを感じながらも結局はだらだらと日々を過ごしてしまっていたぼくと、同じように同じような日々を過ごしていた濱埜宏哉が、“このままでは死んでいるのと同じだろう。生きるとは、何か一つの夢に向かって全情熱をぶつけ続けること、全力疾走し続けていくことではないだろうか。そういった意味でしっかりと生きていこう”と、そんな思いから結成したバンドです。そして、そっくりそのまま、その思いをメッセージの核とした歌を歌う、ということをコンセプトに活動を開始したバンドです。

これまで野狐禅を応援して下さった全ての皆さんへ。野狐禅の活動の終了、解散のお知らせ。 - 竹原ピストルのブログ 流れ弾通信より引用しました

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涙があふれて 涙がこぼれ落ちそうになって
ガムテープで顔面をぐるぐるにする
涙は感情の墓場だぜ
ガムテープで顔面をぐるぐるにする

未来が見えなくて涙が出そうになるときに部屋の片隅に落ちていたのか、はたまたガムテープでぐるぐるにするくらいにしないくらいつらいのか。

そんな感情を無表情に、でもやさしく夜空が吸い込んでくれる、のような歌詞はやっぱり刺さります。

リアルギター侍

波田 陽区=ギター侍のイメージは、すでにかなり過去の話。

良いのか悪いのか、今やネット上で気軽に観ることができる竹原ピストルのライブ映像の多くはギター一本(バンド編成のときもありますが)。

映画「さや侍」に出演していたイメージも重なってリアルギター侍の様相です。

断捨離ではありませんが、下手なアレンジなしのシンプルな構成なほど、歌詞が伝わりそうな気がします。ごまかしはききませんし。

野狐禅解散後は、毎年200~250本のペースでライブを行うなど精力的に活動。

ライブハウスに限らず、バーや居酒屋など数十人規模の小さな場所でも歌う「ドサ回り」なスタイルは、無骨でタフで泥臭く、人間味にあふれています。

見ている人は見ている、たとえば松本人志とか

芸能人でも竹原ピストルのファンを公言する人が多くいます。

中でも代表格はダウンタウンの松本人志さん。

兄の松本隆博さんもシンガーソングライターの肩書きを持つだけあって、元々フォークには親しみを持っているところに、グッとくる野狐禅時代の彼の歌詞に魅了されたのでしょうか。

または、同じ男として共鳴する部分が多分にあったとか。

アルバムBEST BOUTに収録されているRUN DMCの「My Adidas」にかけたタイトルの楽曲「俺のアディダス~人としての志~」が、普段アディダスを身にまとっていた松本人志さんへ、こっそりと感謝と誓いを込めた曲なのは有名な話。

俺のアディダス
こいつはここだけの話
俺のアディダス
こいつはあの人への誓いの証
俺のアディダス
俺なりの人としての志
俺のアディダス。。

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俳優としての一面も

2006年に主演した映画『青春☆金属バット』から、本名の竹原和生名義で俳優業も行っています。

トラック運転手、大宮陽一役で出演した映画「永い言い訳」では、第90回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。

共演した主演の本木雅弘さんをも魅了し、俳優としての存在感を発揮しています。

この映画が成功するとしたら、そのワケの6割以上は竹原ピストルさんのキャスティングにあるんじゃないでしょうか(笑) 佇まい、声、その存在感が想像していた以上に陽一という役柄に深みを与えていました。僕も幸夫という役を借りながら、いやっ 役を越えて 竹原さんに魅了されていきました。

竹原ピストル出演映画『永い言い訳』クランクアップ (2016/01/08) 邦楽ニュース | ロッキング・オンの音楽情報サイト RO69より引用しました

永い言い訳 [DVD]

 さいごに

歌うたいが金を稼ぐときは、歌を歌うんです。と言う。

自分の歌に人の背中を押したり勇気付けたりとか、応援したりする力は絶対ないと思ってる。と言う。

そんな言動の実直さが、すべての魅力の源のような気がしてなりません。

そして、彼のライブの心地よい緊張感は、さながらボクシングの試合を観ているかのようです。