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小沢健二再始動『渋谷系』とよばれたミュージシャンたちの現在が気になる

音楽 邦楽

流動体について

『渋谷系の王子様』始動 

昨年のハイスタを思い出させる、直前まで告知なしのゲリラ的リリースでインパクトを与えた小沢健二。

2月21日発売の朝日新聞の朝刊には、彼のモノローグも載った1面広告が。

 1998年の「春にして君を想う」以来となるシングル「流動体について」は、2月21日付のオリコンシングル・デイリーチャートでは初登場4位。

そこから続々とテレビ出演をこなし、2月24日の『ミュージックステーション』では2曲披露し、日本テレビ『NEWS ZERO』ではロングインタビュー。

3月1日は日本テレビ『スッキリ!!』で生パフォーマンスを行うなど、これらの番組内でひさしぶりに彼の姿を目にしたなんて方もいらっしゃるのでは。

小沢健二のざっくりとしたプロフィール

ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 1994年 09月号 小沢健二 「LIFE」 追求ロング・インタビュー

神奈川県相模原市出身、1968年4月14日生まれのシンガーソングライター。

 父はドイツ文学者の小澤俊夫、母は心理学者の小沢牧子。父方の小澤家から文化人が、母方の下河辺家から経済人が多く、世界的指揮者の小澤征爾も叔父にあたる。

小沢健二 - Wikipediaより引用しました

小山田圭吾らとともにフリッパーズ・ギターとしてメジャーへ進出して一時代を築くも、1991年に解散しソロ活動へ。

1994年に、スチャダラパーとの共演作「今夜はブギー・バック」で一躍名を広め、同年にリリースした独自のポップセンスが光るアルバム『LIFE』もヒットしました。

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック

ほかにも「カローラIIに乗って」「痛快ウキウキ通り」など、90年代に数々のヒット曲を残しました。

気になる90年代に『渋谷系』とよばれたミュージシャンたち

渋谷系とは、

1980年代のニューウェーブやギターポップ、ネオアコ、ハウス、ヒップホップ、1960年代・1970年代のソウル・ミュージックやラウンジ・ミュージックといったジャンルを中心に、幅広いジャンルの音楽を素地として1980年代末頃に登場した都市型志向の音楽であるとされる。

渋谷系 - Wikipediaより引用しました

 音楽ももちろんのこと、洗練されたデザインのアルバムジャケットやファッション、ライフスタイルを総合したムーヴメントでした。

フリッパーズ・ギター解散後はCORNELIUSとして活動 小山田圭吾

Fantasma

1969年1月27日生まれ東京都出身の小山田圭吾。

1989年に、フリッパーズ・ギターのメンバーとしてデビューし、解散後の1993年からは、ソロユニットCornelius(コーネリアス)として活動。

Cornelius - Free Fall

Corneliusは、国内外のアーティストとのコラボやや楽曲提供、リミックス、プロデュース、世界各国でライブを行うなど、その活動の幅は広く、世界的にも高い知名度を誇ります。

2013年からは、アニメ映画『攻殻機動隊ARISE』シリーズの音楽を担当し、2014年からは、高橋幸宏率いるバンドMETAFIVEの一員として活動するなど、近年でも話題が途切れることはありませんでした。

しかし、CORNELIUSとしての新曲は発表されておらず、ファンを待たせる形になっていました。

そして今回、かつての盟友小沢健二に触発されたわけではないでしょうが、時をほぼ同じくして4月26日に10年半ぶりとなる、オリジナル曲を中心に構成された7inchシングルがリリースされることが決定しています。

渋谷系を牽引した『永遠のポップ王子』カジヒデキ

THE BLUE BOY

昨年、ソロデビューから20周年を記念したアルバム「THE BLUE BOY」をリリース。コンスタントに作品を届けてくれるポップマエストロ。

Heroes

そんな1967年5月8日生まれ、千葉県富津市出身のシンガーソングライター、カジヒデキ。
1995年にそれまで所属していたバンド「bridge」解散後、1996年8月にソロデビュー。翌年アルバム「MINI・SKIRT」をリリース。「ラ・ブーム ~だって MY BOOM IS ME~」など数々の ヒット曲を放ち、そのポップでキャッチーな音楽性から、幅広いファンの指示を受け、当時の渋谷系を牽引しました。

ラ・ブーム ~だって MY BOOM IS ME~

ピチカートファイブで活躍『渋谷系の女王』野宮真貴

男と女 ~ 野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。 [Analog]

1990年にピチカート・ファイブの3代目ヴォーカリストとして正式に加入した野宮真貴。

その完璧なスタイルと美貌を武器に、渋谷系ムーヴメントのファッションアイコン的な存在になっていました。

2001年、ピチカート・ファイブ解散以降は、ソロ活動を再開。

おしゃれな生き方を指南する「おしゃれ手帖」などの著作も含め、音楽にとどまらず、ファッションをはじめとしたライフスタイル全般において幅広い世代の女性から支持を集めるカリスマ的存在になっています

昨年デビュー35周年を迎え『フレンチ渋谷系』をテーマにしたアルバムをリリースしています。

野宮真貴 - 男と女 [en duo avec 横山剣 de クレイジーケンバンド]

ソウルでポップな渋谷系 オリジナル・ラブ

ゴールデンタイム

1991年に「DEEP FRENCH KISS」でメジャーデビューを飾ったオリジナル・ラブ(ORIGINAL LOVE)。

ロックやブルース、ジャズにワールド・ミュージックなど幅広い音楽ジャンルから影響を受けたソウルフルの中にもポップな要素を感じるサウンドが特徴。

当時はほかにメンバーがいましたが、1995年以降は田島貴男のソロユニットになり、「接吻」「朝日のあたる道」「プライマル」などのヒット曲を生みました。

そんなオリジナル・ラブは、2016年にデビュー25周年を迎え、渋谷系回帰の記念シングル「ゴールデンタイム」をリリースしています。

ゴールデンタイム

さいごに

小沢健二再始動で気になった90年代に渋谷系とよばれたミュージシャンの方々。

それにしてもあまり老いを感じさせないのは気のせいでしょうか。