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yonigeという、ギターロックなガールズバンド

ガールズバンド バンド 邦楽 音楽

かたつむりになりたい

音楽勝負の潔さを感じるガールズバンド

日本語ロック、大阪寝屋川yonige

yonigeより引用しました

公式サイトのプロフィールにはバンド年表などはなく、メンバー2人の名前と生年月日、担当パートのほかには上記のことしか記されていません。

日本語を大切にした歌詞と地元を愛している、あとのごちゃごちゃした話は抜きで音楽で勝負!な意志を感じてしまうガールズバンド。

ネットで検索すると、オーストラリアと日本のハーフだという牛丸ありさ(Vo, G)のルックスが可愛いとのタイトルの記事がヒットするのですが、そこらへんを売りにしていないところも多くの同姓から支持されそう。

また、日常を歌った直球ではない少しひねりのある詞と、シンプルで正統派のギターロックなサウンドが絶妙です。

ふだんガールズロックを聴かないなんてロックファンにも受け入れられそうな気がします。

バンド名の由来やヴォーカルがロック

バンド名の由来は、なかなか決まらずに目をつむってキーボードを押すと「y/n/g」で、共通の友達が「よにげ」と言ったことがきっかけで決定したそう。

不謹慎かとも思ったけど、そのままyonigeになったそうです。

『メンバーの誰かが幼いころに一家で夜逃げして、しばらくサバイバルでロックな生活をしていたから、当時のハングリーな気持ちを忘れないように名付けた』とかだったらもっとカッコよかったのに。

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牛丸ありさがロック。

どうロックがというと、当初ミクスチャー系のバンドを組んでいた彼女が、遅刻が酷くてクビになってしまい、首にしたバンドメンバーを見返してやる!とyubigeを結成した話が、メタリカ(METALLICA)を素行の悪さでクビになったデイヴ・ムステイン(Dave Scott Mustaine)が、メガデス(Megadeth)を結成した逸話に重なるから。

おまけに彼女の叔父さんがAC/DCの初代ベーシスト・ラリー・ヴァン・クリート(Larry Van Kriedt)と聞いてロックを感じずにはいられません。

2ndミニアルバム『かたつむりになりたい』

あのこのゆくえ

2曲目の「あのこのゆくえ」に登場するアルバムタイトルにもなった『かたつむりになりたい』というフレーズ。

カタツムリは雌雄両性体で性別がなく、自分がカタツムリだったら男女の恋のいざこざなんてなかったのにという話。

カタツムリにオスメスがないってはじめて知りましたし、どうやらナメクジやミミズも同じみたいだし。

おまけに俳優の哀川翔さんが10万匹に1匹の雌雄同体カブトムシの羽化に成功なんて記事もみつけて思わず読んでしまいました。

さいごの『世間体とは君なのだよ』ってフレーズは世間体を気にして付き合っている若者へのきつめのカウンターパンチですね

センチメンタルシスター

歌詞はガールズバンドのそれなんだけど、サウンドだけ聴いているとガールズバンドじゃなくて、媚びてないかんじがいいです。

1stミニアルバム『Coming Spring』

アボカド

現時点で動画再生回数200万回を超える3曲目に収録されている楽曲「アボカド」。

インディーズのバンドでこの再生回数ってなかなかではないでしょうか。

そして、タイトルどおり元彼との喧嘩の際にアボカドを投げつけた内容の歌。

でもこれが、一言一句ノンフィクションだというから驚き。

アボカドの硬さから彼女の怒りを連想することができます。

みかんやキゥイフルーツじゃ当たっても痛くないだろうし、リンゴは硬さはいいかもしれないけど、タイトルにしたらロックというより演歌っぽくなっちゃいそうだし。

そんなyonigeは、女性版「クリーブハイプ」と例えられることもあるみたいですが、どちらかといえば「My Hair is Bad」のテイストの方が近いような気がします。

さよならアイデンティティー

出だしなんて、90年代アメリカンロックですね。Goo Goo Dollsのような。そのあたりを通過してきた洋楽ファンも、おっ!ってなりそうな曲です。

さいごに

2017年、さらにブレイクしそうなバンドyonige。

3月29日に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONバンド結成20周年を記念してリリースされる、初のトリビュート・アルバム「AKG TRIBUTE」の1曲目「ソラニン」をカバーしています。

そして4月には5曲入りCD「Neyagawa City Pop」をリリース。

牛丸ありさ(Vo, G)が、地元の大阪寝屋川をテーマに書いた楽曲などが収められるそう。

同時にレコ発ツアーも行われ、さらに認知度が高まるのではないでしょうか。