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リーガルリリーという、グランジ直系のガールズバンド

ガールズバンド 音楽 邦楽

the Post

少年ナイフ → チャットモンチー → リーガルリリー

少年ナイフといえば、90年代にニルヴァーナのUKツアーに同行したり、NOFXのファット・マイクが”少年ナイフ”と胸に描かれたバントTを着ていたりと、あちらのグランジやメロコア界隈でも高い評価を得ているガールズバンド。

少年ナイフ - Super Group

そんな少年ナイフの醸し出す雰囲気をふたたび感じた瞬間が、2005年にチャットモンチーをはじめて耳にしたとき。アルバム『chatmonchy has come』の1曲目、ハナノユメの「薄い紙で指を切って 赤い赤い血が滲む」で始まるインパクトのある歌詞や、気怠さのあるグランジやオルタナ・ロックなサウンドは、当時かなりの衝撃を覚えました。

チャットモンチー - 世界が終わる夜に

そして、リーガルリリーの楽曲リッケンバッカーも収録されているファースト・ミニ・アルバム「the Post」を、あらためて聴いてみると、チャットモンチーの持つ、ちょっと陰があって、それでいて何かに媚びていないイメージが重なりました。

まだ洗練されていない、どこか荒げ削りなところとか、歌詞の内容は切ないけれど、音楽の温かみで救われるみたいなところも。

また、ミニ・アルバム全曲の作詞作曲を、高橋ほのか(Vo.&Gt.)が手がけていて、その彼女は、生まれる前に亡くなっているであろうカート・コバーン率いるニルヴァーナの影響を受けているそう。なんだか感慨深くなります。

そんなバンド 『リーガルリリー』

まだ、10代というのが末恐ろしい、たかはしほのか(Vo.&Gt.)、白石はるか(Ba.)、ゆきやま(Dr.)の布陣のバンド。

メンバー全員東京都出身の3ピースガールズバンド。

空想のようでリアルな世界観を生み出す独特な歌詞、

ダイナミック且つ壮大な音の渦に観客を巻き込むライブパフォーマンスが特徴。

PROFILE - regallily ページ!より引用しました

 これまでに公開されている3本のミュージックビデオ

リッケンバッカー

10代のころに漠然と考える『このままでいいのか?』という自問に、『音楽で生きてゆく!』という自らへのアンサーとも受け取れる歌詞に強い意志を感じます。

ミュージックビデオでは、10代特有のモヤモヤした葛藤や焦燥感をすべて吐き出すかような、ひたむきな演奏が印象的で、彼女たちの演奏姿にグイグイ引き込まれていきます。

また、使用されているギターがリッケンバッカーではないという気持ちのよい裏切りも。

■リッケンバッカー
作詞・作曲 たかはしほのか

きみはおんがくを中途半端にやめた。
きみはおんがくを中途半端に食べ残す。

リッケンバッカーが歌う
リッケンバッカーが響く
リッケンバッカーも泣く
おんがくも人をころす

明日に続く道が今日で終わるなら
このまま夜は起きない。きみを起こす人も消えて
地球の骨の形が少しだけ変わるのさ。

きみはまいにちを中途半端にやめた。
きみはまいにちを中途半端に食べ残す。

明日に続く道が今日で終わるなら
このまま夜は起きない。きみを起こす人も消えて
重ねたエゴの形が燃え尽きて星になるのさ。

リッケンバッカーが歌う
リッケンバッカーが響く
リッケンバッカーも泣く
おんがくよ、人を生かせ

ニセモノのロックンロールさ。
ぼくだけのロックンロールさ。

『リッケンバッカー』MV - リーガルリリー - YouTubeより引用しました

スターノイズ

激しさの中にも、どこかふわふわと浮遊感が漂う不思議な音楽空間を作り出しているような曲。

魔女

普段は物静かなのに、いったんスイッチが入るとすごいのねという印象の、静から動へ変化するサビ部分の破裂感が衝撃ありな曲。

さいごに

ふわりとしたルックスと音楽のギャップもまた、魅力かもしれません。

今後のさらなる活躍を期待します。